給食通信（三月）

カリフラワーとブロッコリーはキャベツの仲間です。どちらもビタミンCが豊富な野菜です。カリフラワーのビタミンCは、加熱しても壊れにくいので「畑のレモン」とも呼ばれるそうです。ブロッコリーの花言葉は「小さな幸せ」です。今日はブロッコリーとカリフラワーを使ったフラワーサラダです。残さず食べて幸せな気持ちになってもらえたら嬉しいです。

「うど」は、春が旬の野菜です。ふきのとうや、たらの芽など春が旬の食べ物は、香りが強く、ほろ苦いのが特徴のひとつです。埼玉県の入間市や狭山市では、白いうどの栽培が盛んです。今日は味噌仕立ての汁ものにしています。

今日は、ひな祭り献立です。給食室で酢飯を炊きました。海苔に酢飯を広げ具をのせて手巻きずしを楽しみましょう。桜餅の葉は塩漬けして餅に巻いてあります。餅の乾燥を防いだり、雑菌の繁殖を防いだりする黄河があります。桜の葉も一緒に食べて香りも楽しみましょう。

柑橘類は、ビタミンCが豊富です。ビタミンCは、老化や病気の原因ともなる活性酸素を体から出してくれたり、コラーゲンの生成を促して、骨を丈夫にしたり、紫外線から肌を守ってくれます。今日はレモンを使ったたれをから揚げにかけました。

アーモンドに含まれるビタミンEha,血液の流れをよくし、老化を抑える働きがあります。皮付きのアーモンドを食べると食物繊維も豊富に摂ることができます。今日はアーモンド粉と砂糖、マーガリンを混ぜてパンに塗り焼いたアーモンドトーストにしました。

今日は3年生の給食最終日となります。北本中学校特別メニューです。ビーフカレーは、牛肉をすりおろした玉ねぎと一緒に炒めてから水を加え2時間煮て加えています。いつも以上に調理員さんの愛情たっぷりの給食です。この3年間は、友達との会話を楽しみながらの給食はかないませんでしたが、そばに先生や仲間がいたことは忘れないでいてほしいと思います。

人参シリシリは、スライサーなどで千切りした人参を炒めて卵でとじた沖縄県の料理です。シリシリは沖縄県方言で、スライサーで千切りする時の「すりすり」という音が変化したものです。皮膚や粘膜を丈夫にするカロテンの豊富な人参をたっぷり使った料理です。カロテンは油と一緒に摂ると吸収が良くなります。

菜の花の美しい季節になりました。今日は、菜花と炒り卵を菜の花に見立てた「菜の花ご飯」です。今日の炒り卵は、ご飯の炊きあがりに合わせて釜で作りました。給食で季節を感じてもらえますように。

パプリカは、唐辛子と同じ仲間です。ピーマンと比べて大きく肉厚です。ハンガリーでは栽培が盛んで、粉にしたものを使った料理がたくさんあります。店先にはオランダや韓国産のものが並びますが、日本では高知県で多く栽培されています。

今日は、鶏肉と玉ねぎを炒めてパプリカパウダーを加えてじっくり煮込んだものをバターライスにかけて食べます。

ハンバーグの原型は、生肉のミンチの上に生卵をのせて食べるタルタルと言われます。ハンブルグでは、このタルタルを焼いたことからハンバーグという名前が付きました。今日はトマトソースをかけたハンバーグです。

カシューナッツは、中南米原産のウルシ科のカシューの種実です。独特な形をしている実から「勾玉の木」とも呼ばれます。ビタミンB1やミネラルが豊富に含まれる種実です。今日は鶏肉や野菜と一緒に炒め物にしました。

「蒲桜ご飯」は、石戸のかば桜をイメージした炊き込みご飯です。また、花見といえば団子がつきものです。「花より団子汁」は、給食室で2食の白玉団子を作り加えた汁ものです。豆腐をつなぎに入れたのでモチモチした団子になりました。4人で1時間以上かけて団子を丸めた花より団子汁も楽しんでもらえたら嬉しいです。

本日で今年度の給食も終了となります。4月も元気な笑顔で会えますように。